生活#15
嫌な事があっても無かった事にしたらいいと思いながら日々自分へのダメージを最小限にこずるく小賢く生きてく事で自分を守ってきた
毎度限界が訪れるのだが、何かしらのビッグバンを起こして全部無かった事にしてしまえば自分は守れる
そうやって生きてきた
今回の心地よい数年間もそろそろ歪みが限界を迎える予感をヒシヒシと感じてる
回数を重ねる毎に空間作りが上手くなってる分受けるダメージも増えていく
どうやって無かった事にしようかなぁって考えるまでもなくぶっ壊す事ができてたはずなんだけど今回壊すのは少々惜しい気もしている
ダメージを負う事を恐れてこそ成り立ってるのが自分だ
このずるい生き方を失ってはアイデンティティの喪失だ
全く必要のないものなんだけどね
自分を守る盾を持ってないと安心して生きていけないじゃない
逃げ続けてこそ人生って考えてるとそのうち取り返しの付かないところまでいってしまう事もあるんだなぁ
多分失ってしまえば全然何とも思わないんだろうけどね
まぁ来年の今頃には全てがひっくり返ってそれでも笑って生きてる事だろう
そう信じて明日も逃げ続けるのだ